大鹿小6年生が工事現場銘板に文字

地域の話題

[ 2017年 3月 7日 火曜日 15時43分 ]

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 国土交通省天竜川上流河川事務所が大鹿村で工事を進める、塩川床固工群の3号床固工事現場に、大鹿小学校の6年生7人が書いた文字を刻んだ銘板が設置され、7日、除幕式が行われた。同現場から採取された横幅1メートル50センチ、高さ1メートル、厚さ40センチの巨石の表面に、1人1文字ずつを担当した「塩川3号床固工」の工事名、裏面には一人一人自筆の名前も。児童らは完成した銘板を見つめ、「紙に書いた時よりもきれいに見える」と笑顔を見せた。

 同工事が3月中に完成することを受け、施工する大協建設(同村)は、「大鹿村の企業として、地元の子どもたちに楽しい思い出を提供できれば」と、現場に設置する銘板の文字を、6年生の卒業記念として書いてもらうことを提案。学校側も快諾し、習字の学習時間を活用し1月に書き上げた。

 合わせて一人一人の手形も集め、川底に並べる石に名前を添えて写し設置したという。

 「固」の文字を担当した田中樹君(12)は「くにがまえが難しかったけど、とてもきれいに出来ていてうれしい。自分の字じゃないみたい」と笑顔。同社の宮下篤史工事長(38)は「ずっと残るものなので、大きくなって、子どもや孫を連れて訪れてもらいたい。子どもたちとふるさとをつなぐ一つのきっかけになれば」と期待を寄せた。

 塩川と鹿塩川の合流点付近に位置する塩川床固工群は、川底の侵食を防ぐため、低い横工をいくつも階段のように並べることで川の流れを安定させ、川底の勾配をゆるやかにして水の流れるスピードを遅くする工事。流下能力の確保と合流点形状の是正を目的に、昨年3月に着工した。

 延長は約800メートルで8つの工事に分かれる。全ての完成予定は2021年。

  

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