大鹿村でさくら祭り 葉桜と芸能を堪能

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[ 2018年 4月 21日 土曜日 14時30分 ]

大鹿さくら祭りの開会式

 桜の名所として知られる大鹿村大河原の大西公園で21日、恒例の大鹿さくら祭り(実行委員会主催)があった。今年は桜の開花が早く、公園内のソメイヨシノ約3000本の多くは葉桜に。それでも天候に恵まれ、芸能発表などが繰り広げられると大勢の人でにぎわった。

 開会セレモニーで、大鹿さくらの会の倉田重光会長(80)が開会宣言し、柳島貞康村長は「久しぶりに天候に恵まれた。桜も終盤だが、大鹿の桜を多くの人に楽しんでもらいたい」と歓迎のあいさつを述べた。

 村内の太鼓愛好会による「祝太鼓」で幕開け。公園のほぼ中央に特設したステージでは、鹿塩地区郷土芸能保存会による獅子舞、飯田市民吹奏楽団の演奏、住民有志のよさこいソーラン踊りチーム「信州大鹿美翔蓮」、大鹿フラガールの発表のほかカラオケ大会があり、花見客を楽しませた。

 また村が選ぶ「第11代大鹿さくらの女王」の2人が振り袖姿で駆け付け、祭りに花を添えていた。

 桜の下では仲間とバーベキューをしながら会話を弾ませるグループも。舞い散る花びらをカメラに収める人の姿も多く見られた。

 1961(昭和36)年の集中豪雨災害「三六災害」で大崩落した大西山一帯が整備された後、犠牲者の慰霊と復興を願う住民が約5万平方メートルにおよそ130種類、3000本の桜の苗木を植え、大西公園は「三千本の桜」としても知られる。

 残雪の赤石岳と彩り豊かな桜の鮮やかなコントラストが人気を集め、村担当課によると、毎年この時期、県内外から約1万人が訪れる。

  

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