大鹿村でさくら祭り開く

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[ 2017年 4月 15日 土曜日 13時02分 ]

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 桜の名所として知られる大鹿村大河原の大西公園で15日、恒例の大鹿さくら祭り(大鹿さくらの会や村などでつくる実行委員会主催)があった。公園内にはソメイヨシノを中心に約3000本の桜の木が植わるが、まだ咲き始め。それでも多彩な内容に、来場者は祭りの雰囲気を楽しんだ。

 

 実行委によると、しだれ桜やヒガンザクラが咲き始めたものの、ソメイヨシノはまだつぼみの状態。30年近く開催しているさくら祭りだが、ソメイヨシノの開花が間に合わないのは初めて。開花は例年より1週間ほど遅れている。

 

 この日、村内の太鼓愛好会による「祝太鼓」で幕開け。公園のほぼ中央に特設したステージでは、鹿塩地区郷土芸能保存会による獅子舞、住民有志のよさこいソーラン踊りチーム「信州大鹿美翔蓮」、大鹿フラガールの発表のほかカラオケ大会、ジャズコンサートがあり、来場者を楽しませた。

 

 村が選ぶ「第11代大鹿さくらの女王」の堀田春菜さん(27)、福澤春香さん(同)の2人は振り袖姿で駆け付けて祭りに花を添えた。

 

 大鹿さくらの会の倉田重光会長(79)と柳島貞康村長があいさつに立ち、柳島村長は「桜は寂しいけど、人で祭りを盛り上げましょう」と呼び掛けた。

 

 1961(昭和36)年の集中豪雨災害「三六災害」で大崩落した大西山一帯が整備された後、犠牲者の慰霊と復興を願う住民が約5万平方メートルにおよそ130種類、3000本の桜の苗木を植え、大西公園は「三千本の桜」としても知られる。

 

 残雪の赤石岳と彩り豊かな桜の鮮やかなコントラストが人気を集め、村担当課によると、毎年この時期、県内外から約1万人が訪れる。

  

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