天龍中 初夏告げるプール開き

地域の話題

[ 2018年 5月 2日 水曜日 17時34分 ]

初泳ぎを楽しむ天龍中の生徒たち

 天龍村立天龍中学校(酒井健次校長、全校生徒13人)のプール開きが2日、県内中学校のトップを切って行われた。かつて「水泳天龍」の名をとどろかせた同校運動部水泳班の伝統で、飯田下伊那に初夏の訪れを告げる風物詩。廃部の危機を乗り越え、新1年生の2人が入部して今年も継続。この日は3年生有志を含めた計4人が初泳ぎを楽しんだ。

 県南端に位置し、最も早く気温が上昇する同村。平岡地区にある同中は毎年この時期、他校に先駆けてプール開きを行い、新年度の部活動や水泳学習をスタートさせる。

 あいにくの曇天となったものの、午前11時の気温と水温はともに22度と高め。生徒たちはプールサイドに整列してシーズン中の安全を祈願し、生徒会長の橋本虎汰郎さん(15)は「部員の新加入で新しい雰囲気が生まれている。1年生で不安もあると思うので、できる限りサポートしたい」と思いを述べた。

 屋外プールを長期間利用できるという地の利を生かして活躍し、かつて県内全域にその名を知らしめた同校の水泳班。部員数の減少に伴い、2012年に部員がいなくなり一時休部している。

 13年に復活したものの昨年度まで部員1人の状態が続き、卒業とともに再び休部の危機に追い込まれたが、本年度は水泳経験者の新入生2人が入部して、県内一早いプール開きを継続できた。

 新入部員の熊谷翔太さん(12)と橘礼人(あやと)さん(同)は「強い思いでさまざまなことにチャレンジし、活気ある部活にしたい」と意気込みを語った。

  

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