早春の山里を駆ける天龍村の「第51回天龍梅花駅伝」が2月16日に開催される。今年は招待チームの佐久長聖高校駅伝部を含め、136チームがエントリー。間近に迫った大会に向け、村内では準備が進んでいる。
毎年、訪れる選手や応援する観客を特産品でもてなす「梅花プロジェクト」に取り組む天龍中学校では29日、当日販売する加工品のお茶チョコレート、梅ジャムクッキー、お茶クッキーを試作した。
お茶チョコと梅ジャムクッキーは、例年販売している同校伝統の商品。お茶クッキーは「村の特産品であるお茶を使った新しい伝統を生み出したい」と、今回初めて挑戦した。生地の食感や形、色合いなど試行錯誤しながら作り上げ、今回の試作をもとにさらに改良を加え、来月13日に商品として完成させる。
お茶チョコと梅ジャムクッキーは例年通り販売し、お茶クッキーは試食として、無料で提供する計画。3年生のプロジェクトリーダー(15)は「たくさんの人に味わっていただき感想など聞く中で、天龍の新しい味として育てていくことができれば」と期待した。
◎写真説明:試作品を手にする生徒ら