天龍峡そば祭り開幕、下農生考案の鹿肉料理も提供

地域の話題

[ 2013年 10月 21日 月曜日 15時25分 ]

 天龍峡そば普及組合(関島友弘組合長)による「天龍峡温泉若返りの湯・天龍峡そば祭り」が19日、飯田市川路の天龍峡温泉交流館で始まった。地元産のそばを内外にPRしようと、そば御膳など4品のメニューで11月24日まで迎える。下伊那農業高校のアグリ研究班が考案した鹿肉メニュー2品も提供している。

 川路地区の有志9人で構成する同組合が、同地区内など計4ヘクタールの遊休地で育てたソバを利用。初日は午前中にそばを打ち、午前11時のオープンとともにざるそばやとりそばなど4品の提供を始めた。

 今回は新たに、下農の2、3年生6人でつくるアグリ研究班が考案したシカ肉ギョーザとシカ肉ハヤシ「カ」ライスの2品も販売している。

 ギョーザは昨年、阿智村のB級グルメコンテストに出品したものを改良し、天龍峡産のそば粉を皮に加えた。ハヤシカライスは下農産のナシやリンゴで肉の臭みを抑え、タマネギとトマトを加えたレシピだ。

 生徒たちは3月から同組合と交流を重ねており、期間中はイベントが重なる一部を除いて、3年生5人が運営に参加。前日の下準備から当日の調理、接客までを受け持つ。

 班長の女子生徒(17)は「鹿肉を炭酸水に漬けたり、焼くときにごま油を使うなど、臭みを押さえる工夫をした。ジビエ活用策として紹介することで、猟師や林業のみなさんの活性化につながればうれしい」と話した。

 イベントは交流館の周知と地域再生の起爆剤にと、3年前から同組合が開いている。

 市議会が市の事業としての同館廃止を提言したことを踏まえ、事務局長(68)は「これだけしっかりした施設は地域の拠点になりうる。若い高校生たちの力を借りながら、交流館の維持存続のためにも力を尽くしたい」と話していた。

 そば祭りは11月24日までの毎週土・日曜日・祝日の午前11時から午後2時まで。26日は会場内で「2013ハロウィンin天龍峡」を開催する。

  

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