天龍峡で市美術博ドームシアター番組撮影

地域の話題

[ 2012年 11月 22日 木曜日 9時21分 ]

 飯田市美術博物館ドームシアターオリジナル番組制作の撮影が20日、天龍峡を舞台に行われた。天龍峡の活性化の願いを込め、天龍峡に関わる人々がテーマソングを歌い継ぐ内容。番組は来年3月に完成し公開される予定だ。

 昨年度から続くプラネタリウムのドームシアターのオリジナル番組。今年度は天龍峡、飯田の桜、遠山森林鉄道、中央構造線をテーマにした4つの番組を制作する。このうち天龍峡と桜は県の元気づくり支援金の助成を受け、より地域活性化と関連を強めるため地元住民が深く関わりながら制作を進めている。

 天龍峡の番組制作はまちづくりなどを手がける地元のNPO法人FOPが協力。制作は5月から始まり、自然風景の撮影や天龍峡に関わる人々のヒアリング調査などを続けてきた。

 番組は10分で、天龍峡の自然と文化をたどる内容。天龍峡を伊那谷の水が集まる関門としてとらえ、天龍峡の歴史と文化、観光の華やか時代を振り返る。そして最後にFOPが制作したテーマソング「龍とともに」を天龍峡の人々が様々な場所で歌い継ぐ。

 この日は天龍ライン下りの港やリンゴ農園、観光案内所、姑射橋などで人々が歌う場面を撮影。このうち唐笠港ではライン下りの半崎さん一家3世代6人が船上でテーマソングを歌った。撮影に協力した半崎信弘さんは「地元の方でも天龍峡の魅力を知らない人が多い。ドームシアターの番組を通じて、子どもから大人まで多くの人に天龍峡の良さを感じてもらえたら」と話す。

 「歌を通じてみんながひとつになっていくように感じた」とFOP代表でテーマソングを作曲した杉浦歩実さん。作詞を手がけたFOPの久保田雄大さんは「地元の人が予想以上に積極的に協力してくれ、天龍峡への思いの強さを感じさせられた」と語る。撮影は今後も続けられ、最終的に地元中学校を含め総勢100人以上が出演することになる。

  

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