竜峡中生徒の短歌掲示 天龍峡百年再生館

地域の話題

[ 2016年 2月 5日 金曜日 10時18分 ]

 天龍峡温泉観光協会(松尾長門会長)は3日、竜峡中学校の2年生71人が地元学習で詠んだ短歌のうち5首を選出し、飯田市川路の天龍峡百年再生館に掲示した。短歌は同市龍江の大原千和喜さんがヒノキ板に揮毫(きごう)し、この日から1年間、観光客などに公開する。

 生徒たちは昨年11月「天龍峡を知る会」と題して天龍峡ご案内人とともに紅葉に彩られた遊歩道を散策。ご案内人から1969(昭和44)年当時の皇太子御夫妻が歩いた坂やキジを放鳥したこと、7代目市川団十郎が詠んだ歌碑の説明を聞き、龍角峯などの名所をめぐりながら熱心にメモを取って短歌作りに励んだ。

 9回目を迎えた掲示式には、昨年入選した3年生5人も参加。役目を終えた自分の短歌のヒノキ板を記念品として受け取った。2年生は自らの歌を詠み上げ、新たに掲示板に掲げた。「天龍の川を見下ろすその岩は 空を貫く龍角の峯」と詠んだ男子生徒(13)は「龍角峯が一番印象的だった。難しかったけど楽しく作れ、また選ばれてうれしい」と話した。

 松尾会長は「それぞれが天龍峡の特徴をつかんだ力作ばかり。地元の名勝を若い人たちに興味を持ってもらうきっかけになれば」と感想を述べ、大原さんは「近年は観光客も増えている。短歌で天龍峡の良さを知ってもらえれば」と話した。

  

関連の注目記事

powered by weblio