天龍峡桜街道が桜と花のまちづくり賞

地域の話題

[ 2012年 6月 12日 火曜日 10時35分 ]

 飯田市の天竜川治水対策事業で盛土した左岸の龍江側の市道沿いに1998年2月に桜を植栽した「さくら並木」(延長1925メートル)の管理と育成を行っている「天龍峡桜街道さくら並木愛護会」(熊谷正敏会長)が、日本花の会主催「桜と花のまちづくり賞」を受賞。8日に市役所を訪れ、牧野光朗市長に喜びを報告した。

 愛護会は98年4月に発足。会員数は当初180人から現在193人と特別会員38事業所に増え、八重桜10種類198本を14年間にわたり育成・保護している。2007年から「天龍峡桜街道さくら祭り」を毎年開催。09年からはサクラをライトアップするスポットライト(約200灯)を県の元気づくり支援金事業で設置し、観光誘客と地域振興にも貢献している。

 こうした活動が評価され、日本花の会が主催する「桜と花のまちづくり賞」(受賞10団体)に応募404団体の中から選ばれた。03年に国土交通省の「みどりの愛護のつどい」で大臣感謝状、下伊那地方事務所の「飯伊地域景観賞」を受賞して以来の快挙となった。

 市長に受賞報告した熊谷会長は「日本花の会創立50周年、愛護会発足15周年の節目に大きな表彰をいただけて地域にとって大変うれしい。会員だけでなく、地域の人たちが応援してくれるのがありがたい。今回の受賞を励みにさらに頑張っていきたい」とあいさつ。

 大原千和喜名誉会長(前会長)も「八重桜を育てる活動を通して地域に明るさとまとまりができた。草木も生えない土地に花が本当に育つことで地域の人たちが本気になって花を大事にしてくれるようになった。竜峡中学校の生徒たちが桜の手入れをしてくれることが励みになっている。天龍峡や右岸の川路、竜丘を合わせると700本の桜がある。50年、100年先にはこの一帯が桜の名所になってくれると期待している」と語った。

 牧野市長は「地域としても誇りに思う。これからも桜の名勝のひとつとしてますます発展していってほしい」と受賞をたたえた。

  

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