天龍村、中井侍の茶を全国へ発信 23日に東京でワークショップ

地域の話題

[ 2016年 9月 15日 木曜日 16時27分 ]

茶の飲み比べ「茶歌舞伎」に挑戦する住民ら

 茶の名産地、天龍村中井侍地区を全国に情報発信するワークショップが23日、東京銀座の信州首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO」で開かれる。10種類の銘茶を飲み比べできる「茶歌舞伎」や茶の手もみ体験などを内容に、15日には村の地域おこし協力隊や協力隊OB・OG、生産者らが老人福祉センターに集い、当日の流れやもてなし方のリハーサルを行った。

 山肌に広がる茶畑が魅力の中井侍地区。そこで生産される緑茶は県知事賞をはじめ数多くの賞を受賞してきた。一方、高齢化による後継者不足は深刻な課題で、同協力隊らが知恵を出し合い、駅に隣接した緑茶カフェの開設や茶摘みツアーなどに取り組みながら茶の販促に努めるプロジェクト「サムライプロジェクト」を立ち上げ、奮闘している。

 今回は茶畑を離れ、銀座NAGANOから全国への情報発信を目指す。同じ地区内でも味が1軒1軒異なり、なかなか市場に出回らない10種類の茶の飲み比べや、ホットプレートを使った手もみ体験、茶摘み歌ライブ、天龍村マルシェなどを企画。有料コーナーなどで得た資金を元手に、5年前に途絶えた中井侍地区の秋祭りを11月19日に復活させたい考えだ。

 この日の茶歌舞伎リハーサルには地域住民や昼休み中の役場職員ら20人余が訪れ、目隠しをして飲んだお茶を当てるゲームに挑戦。協力隊らは本番のスムーズな進行に向け流れを入念にチェックした。

 6月に協力隊任期を終え、OBとOGでつくる「TSUMEMOGAKI(つめもがき)」を立ち上げ、村内の廃ホテルを活用してワーキングスペースの構築を目指している男性は「県内で1番おいしいお茶がどんな村のどんな人たちで、どんなに気持ちを込めて作っているかを知ってもらいたい」と話す。

 茶の生産を始めて半世紀近くなる女性(74)は「若い人たちがPRしてくれることで宣伝になるし、作りがいがある。私たちは協力隊に協力したい」と、生産者ら9人も銀座の店頭に立つ予定だ。ワークショップは午前10時45分から午後4時まで。

  

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