天龍村にブッポウソウ飛来

地域の話題

[ 2014年 5月 10日 土曜日 8時46分 ]

 国の天然記念物で絶滅危惧(きぐ)種のブッポウソウが、ことしも天龍村に渡って来た。6日から村内の複数カ所で確認され、9日には役場の巣箱に入った。今後は繁殖期に入るため、村は巣箱などへの不用意な接近を避けるよう呼び掛けている。

 村鳥に指定して保護活動を続けている同村に、ことしもブッポウソウが飛来した。初確認の時期は昨年の5月1日より5日遅い。

 9日には役場に設置している巣箱につがいが30分間ほど入っている姿が庁舎内のモニターで確認された。

 飛来に先駆け、天龍村立天龍小学校のみどりの少年団を構成する高学年生と保護者、村職員が、手作りの巣箱30個を天竜川に架かる橋や山林などに設置。村はことしも役場の巣箱にビデオカメラを設置し、巣内の様子を役場のモニターで中継している。

 ブッポウソウは、夏鳥としてユーラシア大陸から渡る。ハトより少し小さく、青緑色の長くてしなやかな翼が特徴で、飛翔昆虫類を空中で捕食するため、高木や高い橋脚がある場所を好む傾向があるという。

 県内では飯田下伊那地域や北信の一部など、限られた地域でしか姿を見ることができないため、レッドデータブックに登録されている。

 役場の巣箱は庁舎屋上の天竜川側に設置。ことしは住民らの要望を受けて止まり木も設置している。

 9日に入ったつがいが順調に営巣活動を始めた場合は、ケーブルテレビを通じて各家庭に生中継する。

 村は「多くの方が楽しみにしているブッポウソウがことしも村に帰ってきてくれた。今後は繁殖期に入り、周囲の環境に敏感になるため、離れた場所から温かい目で見守ってほしい」と呼び掛けている。

  

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