天龍村教育委員会が移動図書館新事業スタート

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[ 2010年 6月 11日 金曜日 14時01分 ]

 天龍村教育委員会はこのほど、「移動図書館」の新事業をスタートした。平岡の村立図書館に通えない、山間地の高齢者を対象に図書を運び、本の魅力を伝える。

 保健師が定期的に各地区を訪れて高齢者の健康相談を行うなど、行政と住民が密接な関係を築いている同村。移動図書館は、その場に教育委員会が同行し、図書館が所蔵する図書の一部を高齢者たちに貸し出すサービスだ。

 2010年が国民読書年に定められていることを受け、村教委が企画。初回となった平岡下山地区への移動図書館では、板倉恒夫教育長がコンテナで70冊を運び、直接貸し出しを行った。

 「いきなり小さな活字ばかりの本では興味が遠ざかってしまう可能性があるため、写真や絵図が多い本を選んだ」と村教委。高齢者たちからすっと手が伸びると、うれしそうな表情を浮かべていた。

 村内では平岡のなんでも館内に図書館が設置されているものの、距離があって利用が困難な村民も多い。

 移動図書館は当面、健康相談を行っている下山と鶯巣地区で行う予定だ。

  

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