女性有志が清内路伝統の味を提供、同志社大生と魅力再発見

地域の話題

[ 2010年 8月 26日 木曜日 15時54分 ]

 フィールドスタディーで飯田下伊那を訪れている同志社大学政策学部・多田実ゼミの学生28人が24日夕、1泊2日で滞在した阿智村清内路で、地域の夏野菜で作った家庭料理を囲んで住民有志と交流した。会場となった清内路公民館には、学生村が盛んだった時代の雰囲気が再現された。

 学生たちに料理を提供したのは、女性4人でこのほど発足させた「清内路の家庭料理を味わう会」(仮称)。昔から地域や家庭で受け継がれてきたものの、最近は調理されなくなった料理を守り続ける活動を展開していく計画だという。

 この日は伝統野菜「黄いも」のねぎみそ和え、あかね大根の漬け物、なすの揚げびたし、ゆうご(ユウガオ)と鳥ひき肉煮など十数種類の家庭料理と飲み物を用意。料理名と野菜生産者の名前を書いた紙、伝統野菜の説明書を添え、バイキング形式で提供した。

 4月から同大大学院博士課程の学生となり、フィールドスタディーの地元案内役を務めている安藤隆一さん(しんきん南信州地域研究所)は、会場に集まった学生たちに「なぜここに残っていたかが皆さんのテーマ。説明しないから考えて」と呼び掛けた。

 「京野菜に負けないくらい味が濃いと思います」と紹介された伝統野菜の料理を味わった学生たちは「野菜が口の中でとろける。僕の地元にはない味」「野菜そのものの味がしっかりする」「その土地の味覚にこれだけたくさん触れられる機会はなかなかない」と話すなど、地域や家庭の味に興味を覚えた様子。

 樽仕込みのあかね大根焼酎「大人になったあかねちゃん」は、大根を原料にしていることで注目を集め、飲んだ学生と多田教授は「洋酒でいえばウォッカ。後味がいい」「くせになる味」と話していた。

 「味わう会」の原真弓さんは「当たり前のように食べている野菜を、県外の人が『おいしい』と言ってくれるのはうれしいし、励みになる。素材提供者にも聞かせたかった」、小池かおりさんは「カボチャがあるとグラタンやシチューに使うことが多いけれど、シンプルでそのものの味がする塩煮などをおいしく作れるよう、引き続き取り組んでいきたい」と話していた。

 学生たちは同日夜、8軒の農家民宿に宿泊し、山村の暮らしを体験した。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

「災害時にどう手助けする」

10月21日水曜日15:43

永嶺氏が無投票で再選

10月21日水曜日15:45

「対話と現場主義貫く」

10月20日火曜日15:17

デザイン一新、乗り心地を向上

10月20日火曜日15:23

飯田市長に新人佐藤氏

10月19日月曜日1:59

「16年の支えに感謝」

10月19日月曜日0:39

「これからが本当の戦い」

10月19日月曜日0:28

竹林整備へ破砕機導入

10月17日土曜日14:58

労働力確保へ作業講習会

10月17日土曜日14:07

継続か刷新か市民判断へ

10月16日金曜日14:59

手づくり線香花火に歓声

10月16日金曜日14:10

不在者投票で1票

10月15日木曜日15:49

「支えてくれた方に感謝」

10月15日木曜日15:42

コロナで困窮の家庭を支援

10月14日水曜日15:55

タヒチアンダンスで活躍

10月14日水曜日15:53








記事の検索はこちらから

















南信州電子版購読



スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞