子どもと若者「食」で交流 シカやイノシシ肉で料理教室 飯田市南信濃

地域の話題

[ 2019年 3月 28日 木曜日 15時36分 ]

 飯田市南信濃公民館主催の「春休み連続子ども講座」は26日、南信濃地域交流センターで開かれた。猟師や調理師免許を持つ若者らが講師を務め、地元の小中学生35人がシカやイノシシの肉を使ったドライカレー作りに挑戦した。

 子どもの長期休みの受け皿として公民館が企画。本の読み聞かせや手芸、旧木沢小学校への1日体験入学など多様な地域学習を春休み中に計画した。

 この日は猟師になるため2016年に南信濃へIターンした木股玄登さん(29)=岐阜県出身=と、南信濃出身で調理師免許を持つ野竹龍太郎さん(22)の2人が講師を務めた。

 木股さんは移住後、狩猟の免許を取得し飯伊連合猟友会南信濃支部に所属。この日も自身で捕らえたシカとイノシシの肉を食材として提供し、すじが多く食用は毛嫌いされる前足部分をミンチにしてカレーの具材として有効活用した。

 子どもたちも野菜を切ったり、目玉焼きを作ってカレーの上に乗せたり。小学3年の男子児童(9)は「食べたことなかったけど、すごくおいしい。柔らかいいつものカレーと違い、少し辛かった」と大きな口でほお張った。

 講座は子どもと地域で暮らす若者との交流も一つのテーマに掲げており、木股さんは「猟師や料理人が身近にいること、自分のやりたいことに励んでいる人間がいることを肌で感じるきっかけになれば」と話した。

◎写真説明:シカやイノシシ肉を使ったカレー作りに挑戦する子どもたち(飯田市南信濃で)

  

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