小集落ながら県内最大級 千代・法全寺で御火

地域の話題

[ 2018年 1月 15日 月曜日 15時37分 ]

勢いよく燃えるジャンボ御火(千代・法全寺で)

 飯田市千代の法全寺(ほうせんじ)区で15日、伝統行事の御火(おんび)(どんど焼き)があった。県内最大をうたう高さ13・5メートルのやぐらを豪快に燃やし、区内外から集まった老若男女が1年の無病息災を祈った。

 少子高齢化が進み、昨年9月現在で61世帯、人口148人、小学生5人と小規模な集落だが、30年ほど前から地域活性化を図ろうと巨大なやぐらを組むようになり、ことしも約30人が1日がかりで準備にあたった。

 午前10時に厄年の住民と神社、区の関係者ら4人が四方から火を点けると、大量の煙が立ち上り、花火の音が谷あいに響き渡った。

 集まった人たちはおきができるまで、振る舞われた飲み物やみかんを口にしながら、近況を語り合うなどして交流した。

 先立ちの森山賢治さん(70)は「約半分の世帯が参加してくれたほか、他地域からも多くの人が来てくれた。燃え方もよくて何よりだった」と振り返った。

 法全寺の御火は子どもが減少して一時期途絶えたが、団塊ジュニアの子ども時代に復活した。名古屋市から帰省した男性(75)は「自分が子どもの頃より大きいが、作り方は昔と同じだ。今後も続いてほしい」と話していた。

  

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