山本の杵原学校に案内看板設置

地域の話題

[ 2012年 4月 6日 金曜日 9時46分 ]

 飯田市の山本地域づくり委員会(小林敏弘委員長)と杵原学校応援団(井上征雄団長)は5日、桜の名所として多くの人が訪れるようになった国登録有形文化財「杵原学校」(旧山本中学校、竹佐)の価値を知ってもらおうと、入り口周辺の整備に合わせて案内看板を設置した。

 枝ぶりが美しい桜の観賞、撮影に来る人は多く、近くの伊那谷道中を訪れる人の車も校舎前を通過するものの、これまでは施設名の表示、説明看板ともにないため「学校の歴史や住民の思い入れを含め、この建物が一体何なのか分からない人が多いのでは」(小林さん)という懸念があった。

 設置した案内板は縦1メートル×横2・5メートル。校舎西側の駐車場内に建て、道沿いには丸太を削り、「杵原學校」と刻んだ手作り看板も置いた。

 案内板には1947(昭和22)年の開校から85(同60)年の廃校、校舎の大規模改修と多目的ホール建設が終了した2009年までの歩みのほか、吉永小百合主演の映画「母べえ」(07年、山田洋次監督)のロケが校舎内で行われ、地元児童も出演したこと、地域文化を次世代に伝える杵原学校応援団の取り組みを、新旧の写真を織り交ぜて掲示している。

 5日の除幕式で小林さんと井上さんは、母べえの静止画像を使う許可を映画会社から得たり、周辺整備に力を注いだ関係者に感謝すると「杵原は山本の聖域であり、情報の発信基地。これからも地区の宝として守っていく」(小林さん)、「校舎と桜を守りながら頑張って活動していきたい」(井上さん)と意気込みを語った。

 関係者は「懐かしい時代の写真も載せてもらい、きれいに出来た」「以前より訪れる人が増えるのでは」と完成を喜んでいた。

 シダレザクラは寒さの影響で開花が遅れ気味。「杵原学校桜フォトコンテスト」の実行委員会は8日から18日まで校舎内を開放するほか、屋外テント内で湯茶を提供し、地場産品を販売する。問い合わせは山本自治振興センター(電話0265・25・2001)へ。

  

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