人気の野沢菜、店頭に並ぶ 飯田市川路の無人販売で

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[ 2014年 12月 10日 水曜日 13時20分 ]

 飯田市の川路無人販売組合(田畑保広組合長、会員約30人)が年間を通して旬な野菜などを販売する天龍峡の直売所で、年末に向けた野沢菜の漬物や餅が店頭に並び始め、連日多くの人でにぎわっている。

 野沢菜の漬物は隣接する加工所で組合員の女性らが生産。しょうゆと砂糖に隠し味を加えた、添加物を一切使わない昔ながらの味にファンが多い。半月ほど漬け込み、今月初旬から1袋300円で店頭に並び始めた。

 このほかにも、切り餅やダイコン、リンゴを低価格で提供しているほか、黒豆や干し柿、人気の正月飾りは20日ごろから店頭販売するという。

 同無人販売組合は、域産域消を目的に地元資本の店をつくろうと、飯田下伊那で最も早くからスタートした。組合員の多くが近くの養豚場の堆肥を使って有機栽培を行い、販売する品もアイデアを出し合いながら30年余にわたり営業を続けている。

 設立当初から販売に携わり事務局を務める女性(72)は「ことしは焼き芋販売を中止しようと思っていたが、欲しいという声をもらい継続した。経営は年を追うごとに厳しくなっており、ここが正念場。人とのつながりから生まれた生きがいを大切に、続けていきたい」と話した。

 直売所は地域住民が集まる交流の場としての役割も果たし、訪れた人が茶話会をできるスペースもある。営業時間は午前8時半から午後0時半まで。今月31日から1月5日まで休業する。

  

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