市立動物園2カ月ぶりの開園に笑顔

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[ 2012年 1月 13日 金曜日 15時42分 ]

 飼育員らが人獣共通感染症のオウム病に感染した可能性があるとして昨年11月から休園していた飯田市扇町の市立動物園が11日、同病への感染はなかったとして約2カ月ぶりに開園した。再会を待ちわびていた親子連れでにぎわい、動物たちとの久しぶりの対面を喜んだ。

 同園は昨年11月上旬、発熱した職員がオウム病の疑いがあり、検査の結果が出るまで休園していた。精密検査の結果、男性職員は風邪と判明。万全を期して園内全230匹の動物に45日間の薬投与を行い、10日に獣医師が健康状態をチェックしたところ問題は確認されなかったため、再開した。

 67日間という長い休園に、初日から動物たちとの再会を喜ぶ子どもたちや散歩コースとして使用していた高齢者などでにぎわった。子どもたちを連れて歩く母親らは「みんな動物が好きなので、本当にうれしい。また来たい」と笑顔。動物にえさを与える時間になると、園舎の回りには人だかりができた。長良健次園長(63)は「長い2カ月だったが再び開園できてうれしい。大勢の人たちに訪れてもらうよう努めたい」と話していた。

 新たに飼育を始めたアムールヤマネコもお目見えした。双子の雌2匹(4歳)で、昨年11月下旬に埼玉県営大宮公園小動物園から譲り受けた。ロシア東部から中国北部、朝鮮半島に生息するため寒さに強く「この時期でも水遊びをする。警戒心が強く、高いところが好き」と飼育員。15日まではミニブタが園内を散歩する様子が見られるほか、正月行事として恒例の年賀状を送るイベントが中止となったため、今月31日までの期間で動物たちへの「寒中見舞い」を受け付けている。同園から返事を送る。

 また現在、イベント広場(ちびっこ広場)とペンギン舎の改修工事を実施中で豆汽車などの乗り物は利用できない。ちびっこ広場は触れ合いを中心とした場所として、新たにポニーの乗馬体験ができる専用ゾーンを設け、ペンギン舎は池の全面をアクリル板にして水中を泳ぐ姿を観察できるようになる。完成は3月末を予定している。

  

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