希少種スナヤツメ発見

地域の話題

[ 2020年 4月 11日 土曜日 14時32分 ]

 高森町下市田河原の江戸ケ沢川で、絶滅危惧種のスナヤツメが見つかった。飯田市の高校1年生、中田葉留さん(15)が10日に捕獲した。天竜川総合学習館かわらんべ(飯田市川路)で確認して希少種だと分かり、元の川へ放流した。

 中田さんは同日、兄で大学生の飛加留さん(21)とともに、原健太郎さん(30)の桃畑を訪れて摘花などの作業を手伝っていた。

 遊びがてら畑の隣を流れる川で生き物を捕ろうと入ったところ、川砂の上にいたスナヤツメを発見した。

 ネットで調べて珍しい種ではないかと思い、かわらんべへ写真を送って問い合わせたところ、スナヤツメのメスの成体だと確認された。体長15センチほどの成熟したメスであまり元気がなく、5~6月ごろに産卵した後、死んでしまうという。

 スナヤツメはヤツメウナギの一種。目の後ろに7つのえら穴があり、本物の目と合わせて8個に見える。砂や泥がたまっている場所に生息する。環境省と県で絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類されている。

 町が先日発刊した『高森町の動植物』によると、町内では田沢川や大島川、天竜川などで採捕情報がある。

 中田さんは「珍しい生き物を見つけることができてうれしい。入学したばかりで学校が休みになったけど、いろいろ調べてとても勉強になった」と喜んでいた。

◎写真説明:捕獲したスナヤツメ

  

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