平和への誓い新た 高森町で平和祈念式

地域の話題

[ 2017年 8月 16日 水曜日 14時29分 ]

24回目を迎えた高森町の平和祈念式典

 72回目の終戦記念日を迎えた15日、高森町と町社会福祉協議会主催「戦没者追悼・平和祈念式典」が町福祉センターで開かれた。戦没者の遺族や町民ら約150人が参列。平和への誓いを新たにした。

 

 同式典は24回目。次世代の平和を担う子供たちにも参加してもらいたいとして、高森中学校3年の上沼怜央さん、山本渚月さんの2人が進行役を担った。

 

 平和にちなんだ歌を全員で歌い、熊谷元尋町長の式辞に続いて宮下浩二議長、中塚悟遺族会長が追悼の言葉を述べた。

 

 小中学生ら3人が「平和への願い」と題してそれぞれの思いを語り、このうち広島市の平和記念式典に向けた町の平和事業「平和へのかけはし使節団」に参加した高森南小学校の根本岳尚君(6年)は「戦争と原子爆弾の恐ろしさが強く心に残った。平和のこと、自分の生き方を考えるきっかけになった」と語った。

 

 標柱が立てられた祭壇に参加者が献花し、正午になると全員で黙とうした。同町を拠点に活動する「しなの風の子合唱団」による歌の披露もあった。

 

 町は1958(昭和33)年に「核兵器禁止」、翌年に「平和町宣言」、83年に「非核平和都市宣言」を飯田下伊那でいち早く決議。2008年には広島市長が国連で提唱した「平和市長会議」に加盟するなど、平和への取り組みは積極的だ。10年には平和や非核への熱い思いを明文化した「平和へのかけはし条例」を成立させ、また13年には毎年8月を「平和推進月間」と決めている。

  

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