平谷村は22日、地場産業のこうや豆腐と地元の野菜を使った料理教室を平谷村合同庁舎で開いた。飯田市の旭松食品の林順子栄養士を講師に、村でとれた夏野菜を使ったメニューに挑戦。こうや豆腐の幅広い魅力を楽しんだ。
ことし1月に開催した凍み豆腐作りの体験会をきっかけに「地場産業のこうや豆腐と平谷の地元の野菜を使った料理を作ってみたい」と開催した。
料理教室には15人が参加。粗びきこうやとナスやトマトの炒め物をかけたそうめんや、粉豆腐とひき肉をピーマンに詰めて焼いたもの、夏野菜とこうや豆腐の揚げ出し豆腐などを2時間ほどかけて調理した。
こうや豆腐を使った牛乳まんじゅうやチーズ焼きといったおやつやデザートとしても楽しめる料理、スライス大豆の「大豆の華」を使った酢の物などのメニューも。調理後の食事会で味を確かめながらこうや豆腐の魅力を見つめ直した。
「家庭の日常の食事の中にこうや豆腐を取り入れてもらえたら」と林栄養士。参加者の一人は「大豆の華の紹介があったので、自宅でもやってみたい」と話していた。