平谷村の信州平谷温泉ひまわりの湯近くにある「ひまわりの森」イルミネーションが1日から、始まった。来年3月31日まで、連夜午後5時半から9時まで点灯する。
イルミネーションは村観光協会と信州平谷温泉により2010年から続く。毎年少しずつ規模を拡大しており、ことしは昨年より3000球ほど増えた5万4000球になった。
中心となる「ひまわりの森」には村を代表する黄色いヒマワリとともにトナカイやシカの人形も。宿泊施設から温泉までのビオトープが白や青のLED電球で彩られ、新たに温泉前に赤いアーチ橋も設けられた。
点灯式には豚汁振る舞いや菓子まきなどの催しがあり、村内外からの見物客でにぎわった。飯田市から家族4人で訪れた男性は(31)は「初めて来たが本格的で驚いた」と語った。阿智中1年の生徒2人は「毎年見ているけどいつ見てもきれい」と喜んだ。
村観光協会長の小池正充村長は「冬の風物詩として定着しつつある。一人でも多くの人に楽しんでもらえたら」と話した。