平谷村で自然ガイド養成講座

地域の話題

[ 2016年 5月 20日 金曜日 9時56分 ]

 平谷村の「ひらや自然ガイド養成講座」で18日、新緑の季節に合わせた山菜の学習会が開かれた。平谷峠周辺から梨木山中腹までの山林を歩きながら山菜摘みや野鳥観察などを行い、昼食には採れたての山菜を天ぷらにして味わった。

 同講座は四季折々の村の自然を楽しみながら、木や草花の名前、生息する動物を学び、村の魅力を訪れた人々に紹介できるよう学習しており、本年度で7年目。年間8回ほどの自然観察会の他、木の実など自然の産物を活用した特産品作りなどにも取り組んでいる。

 伊那谷自然友の会の小林正明さんを講師に、村内の住民や愛知県から来た受講者の友人ら18人が参加した。

 平谷諏訪神社御柱祭のため、開催時期を1週間遅らせたことや温暖な天候により草木の生育が進んでいたことから、食べごろの山菜は例年より少なかったものの、コシアブラやウド、タラノメなどが見つかった。

 センダイムシクイやウグイス、クロツムギなどの野鳥がおり、鳴き声を聞いて居場所を探した。また、クロモジ、シロモジの木の香りを楽しんだり、薬草としても利用されるキハダの皮をかじってみたりと五感を使って自然を味わった。

 観察会の後は、受講者の男性(70)方で山菜グルメ会。事前に用意したワラビやフキの漬物、朴葉ずしなどを味わいながら平谷の自然の豊かさを満喫した。最後に山菜と間違えやすい有毒植物の見分け方などを学んだ。

 受講者の男性は「草木の名前はなかなか覚えられないが、皆で山へ入ってわいわいと話を弾ませるのが楽しい」と笑顔を見せた。講師の小林さんは「山菜は学習とともに料理も楽しめる。参加者同士がお互いに仲良くなれる機会になっている」と話していた。

  

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