平谷村の珍珍幕府夏の陣で14日、観光客からも好評の魚のつかみどり大会が行われた。遠方などから多くの人々が訪れ、雨の中、信州平谷ひまわりの湯に設けられた水路でヤマメを追いかけた。
四季それぞれの「陣」を繰り広げる珍珍幕府の夏の陣は13日の花火大会から開幕し、15日の盆踊りまでさまざまなイベントが繰り広げられる。なかでもつかみどり大会は村外からも参加できるため、毎年人気で整理券を配布して5回に分けて行うほどの行事になっている。
大雨にも関わらず、受け付け開始時刻を前に整理券配布場所には長い行列ができた。水路内では子どもたちがわれ先にと魚を追いまわし「捕まえたよー」などと声を上げた。
会場内には炭をおこして魚を焼く場所もあり、捕ったばかりのヤマメをさばいて塩焼きにする家族連れの姿も見られた。