座光寺で竹取再生ミーティング開く

地域の話題

[ 2019年 11月 1日 金曜日 15時43分 ]

 放置され、荒廃が課題になっている竹林の自主的な整備促進を狙い、県南信州地域振興局は10月31日、飯田市座光寺のエス・バードで「竹取再生オープンミーティング」を開いた。地域で竹林整備に関わったり、興味を持ったりする団体や個人が参加し、事例発表とメンマ試食会の2本立てで意見交換。奥原淳夫副局長は「リニア開通までに何とかしたい。ミーティングを通じて竹取再生の輪が広がれば」と期待を寄せた。

 第1部は「竹林整備をはじめませんか。―竹の利活用とともに~南信州から始まるバンブールネサンス~」と題し、南信州で先進的に取り組む団体の代表5人が事例発表した。

 このうち、天竜川沿いの景観向上と環境保全を目指す「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」の曽根原宗夫代表は、映像を交えて発足からの経過や、美しい風景を取り戻しつつある川沿いの現状を伝えた。

 また、伐採した大量の竹の活用方法として、地元団体や小学校と協力して行っているメンマや竹炭づくりなどを紹介。楽しみながら竹林整備に取り組む参加者の様子を見せ、「継続していくためには参加する人たちが楽しむことが大切」と強調した。

 高森町産業課林務係の宮島龍太さんは、若手職員による「段丘林プロジェクト」の活動事例を発表。段丘林を「美」しい「林」に変えようと、6月に町民有志により「段丘戦隊ビリンジャー」が発足し、竹林整備などに加えて魅力発信を展開していることを報告した。

 第2部の「地場産メンマを語ろう!メンマ集会」では、飯田下伊那地域の団体や振興局主催の講習会で作られたメンマを味わいながら、意見交換した。

 同局林務課によると、統計上(昨年9月)の飯伊の竹林面積は612ヘクタールで、実際はそれ以上に広いとみられる。

 かつてはタケノコの収穫のために手入れがされていたが、輸入品の増加や担い手不足により、現在はほとんど放置されているという。

 同局は住民らが主体になり、楽しみながら竹林整備をしている鵞竜峡のプロジェクトをモデルに位置づけ、同様の取り組みを広げる狙いで多彩な企画を重ねている。

◎写真説明:竹取再生ミーティング

  

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