待ってましたブッポウソウ 天龍村役場の巣箱 職員もホッと一安心

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[ 2018年 5月 17日 木曜日 15時11分 ]

役場庁舎屋上の巣箱に入ったブッポウソウ(17日)

 天龍村の役場庁舎屋上に設置した巣箱に17日、村鳥のブッポウソウがようやく入った。村内では4月下旬に飛び回る姿が確認されていたものの、なぜか役場付近には飛来していなかった。ここ数日は職員の間でも「営巣しないのでは」とあきらめムードが漂っていただけに、ホっと胸をなでおろし、営巣を見守っている。

 今年は昨年よりも1日遅い4月30日に鶯巣地区で確認したが、その後庁舎付近への飛来は確認できない日が続いていた。今月11日にようやく役場へも飛来し、職員や村民の期待は高まっていた。

 天龍村でブッポウソウにGPSを取り付け、飛来ルートを研究している山階鳥類研究所=千葉県=研究員の仲村昇さん(45)によると、例年営巣するつがいの2個体が何らかの原因で同時に戻ってこられなくなったり、新たな個体は巣箱の存在を確認していても優先順位があるため、入るのは遅くなる可能性があるという。

 仲村さんは「時間はまだ十分あり、産卵、繁殖する可能性は高いと思う」と話している。

 昨年は5月12日に巣箱に入ったことを内部に設置してあるカメラで確認、16日から産卵を開始した。6月10日からふ化が始まり、7月5日に5羽すべてが巣立った。

 ブッポウソウは夏鳥としてユーラシア大陸から渡る。ハトより少し小さく、青緑色の美しい色彩と長くてしなやかな翼が特徴。ひながかえると親鳥がえさを頻繁に運び始めるため、多くのアマチュアカメラマンが役場周辺に訪れる。

  

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