愛好者ら大型鉄道模型制作 阿南少年自然の家 人集めのツールに期待

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[ 2017年 11月 7日 火曜日 15時37分 ]

制作した鉄道模型を楽しむ愛好者たち

 阿南町西条の阿南少年自然の家に3~5日まで県内外から鉄道愛好者らが集い、縦約16メートル、横約6メートルの大型な鉄道模型を作り上げた。一般公開はしなかったものの、吉村洋一所長は「鉄道は人を集めるテーマとして優れている。何かに結び付けることができれば」と話した。

 東京都千代田区の自営業、島田貴美男さん(44)の呼び掛けで始まった「鉄道模型運転会」は、コミュニケーション・ツールのツイッターを活用して情報交換する中、昨年5月の大型連休に島田さんの発案で有志が集まったのが始まり。それぞれが車両やレールなどのパーツを持ち寄って模型作りを楽しんだ。

 これまでに計4回開き、メンバーの中に阿南町在住者もいたことから、今年6月に同施設で初めて開き、この日が2回目。関東、関西方面を中心とする10~40代までの男性ら15人のうち8人が集まった。

 プレイルームの約半分を使い、机の上に土台とレールを敷き、主に紙で制作した駅舎やトンネル、橋梁、石油備蓄基地、植栽などを配置。専用のコントローラーを使って寝台特急カシオペアや特急白鳥、C62形蒸気機関車など8種類の車両をゆっくりと走らせた。

 島田さんらによると、車両や模型の制作が好きな人から車両を走らせてカメラで撮影する人、壊れたときの修理が得意な人など、好みや専門性がバランスよく集まることで大規模な模型の制作が可能になるという。小学6年生からの趣味という島田さんは「情報交換や他の人の好みを知るきっかけになる」と話した。

 完成した模型は一般公開せず、会員らが楽しんだ。一方、飯田線全線開通80周年を記念して先月、秘境駅めぐりツアーを企画開催した吉村所長は「ツアーは参加希望者が殺到する人気ぶりで、あらためて鉄道の可能性が広がった。これだけ見事な模型はもったいない。知ってもらうことで、地域の一つのツールになれば」と期待を寄せる。

  

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