愛知大が活動拠点「うるぎ分室」設置

地域の話題

[ 2016年 11月 30日 水曜日 15時40分 ]

003売木と愛知大

 

 売木村と地域づくりの共同研究事業を展開する愛知大学三遠南信地域連携研究センターは1日、今後の活動拠点となる「うるぎ分室」を同村役場2階に開設する。11月30日は役場で設置にかかる覚書の締結式を開き、戸田敏行センター長(60)と清水秀樹村長が握手を交わして、看板を掲げた。

 2005年に設立した同センターは、その翌年からフィールド研究や教育の場の研究を売木村で実施してきた。村単独事業の「600人の売木観光むらづくり」に向けた地域調査を委託されたほか、総務省の外部人材活用事業や、南信州広域連合との「移住者の仕事研究」も同村を舞台に行うなど、村とのつながりが深い。

 学外では初となる分室設置は、三遠南信地域を主とする越境的・広域的な地域づくりの研究を進める同センターが持つ特徴を生かし、拠点として半常駐的な体制の確立を目指す。同村岩倉、長下の両地区で実施中の村民の村づくりへの関わり方などをまとめる継続的な研究活動も含め、同センター研究員や学生らが活用していく予定だ。

 戸田センター長は、本年度公募研究で売木村を含む5町村で組織する「愛知・長野県境域開発協議会」の地域政策実証研究も採択しており、「県境中山間地域の研究拠点として、今後の進展が見込める」と述べた。

 農業生産法人「ネットワークうるぎ」の立ち上げ当初から同センターとのつながりを深めてきたという清水村長は「分室の設置は、なお一層村づくりに弾みがつくものと期待している」と話した。設置期間は19年3月末まで。

 

  

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