愛知大と4自治体連携TV会議システムが開通

地域の話題

[ 2011年 7月 8日 金曜日 9時12分 ]

 愛知大学と南信州広域連合(飯田市)、浜松市天竜区、新城市、東栄町の4自治体の地域連携TV会議システムが開通し、5会場の同時接続による開通式典が7日、同大学の主催により行われた。飯田市役所では渡邉嘉蔵広域連合副管理者(副市長)がシステムを使って他の4会場の参加者とあいさつし、コミュニケーションを行った。同広域連合と同大学は2007年、多様な分野で相互に連携・協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的とする協定を締結している。

 開通式典であいさつした佐藤元彦学長・経済学部教授は「TV会議システムの導入により、当大学と4自治体が連絡を密にできる。多人数と多人数でのコミュニケーションもできる。移動に不便を感じていたので、便利さを追求した。4月に地域政策学部を開設したが、研究にとどまらず教育にも使える。自治体間でも使える」とその意義を強調した。

 渡邉副管理者は「TV会議システムの開通は、三遠南信地域にとって非常に大きな一歩。当地域としては、愛知大学の助言・指導をいただいているセカンドスクールの運営にどのように利活用していけるか課題を持って取り組んでいきたい。中山間地域の振興は三遠南信地域に共通のテーマ。愛知大学を中心に日常的にコミュニケーションを図り、どのように生かしていけるか歩きながら考えていきたい。三遠南信地域防災協定に基づき、万一の場合、TV会議システムを活用して情報交換を行い、迅速に対応できるようにしたい」とあいさつした。

 今回のTV会議システム導入は、愛知大学が進める「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」(研究プロジェクト名=三遠南信における「地域連携型GIS」の研究)の一環として、同大学と連携協力関係にある4自治体に対し、昨年度に設置協力の要請があり、このほど設置工事がほぼ完成した。文部科学省から3分の2の補助金を受けた。

 TV会議システムの仕組みと運用指針を説明した愛知大学三遠南信地域連携センターの蒋湧センター長によると、同システムは同大学構内に設置した1台の管理装置と5つの接続拠点によって構成されている。同センターと4自治体の5つの接続拠点の専用ルームを利用した個別会議と、共有ルームでの5地点の同時接続による会議ができる。

 同センターでは、同システムの役割を最大限に生かすため、活用マニュアルを作成し、システムの普及と活用に努める。同システムの利用対象として、大学の地域連携事業や地域研究活動、学部の教育や活動、自治体間と自治体内部のまちづくり活動などが挙げられるが、それらの活用を順次進めていくことにしている。

  

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