懐かしのジュークボックス設置

地域の話題

[ 2019年 1月 22日 火曜日 16時41分 ]

 飯田市常盤町の春月売店事務所に、レコードの自動演奏を行う懐かしのジュークボックスが設置され、話題を呼んでいる。同社の本田寛志会長(76)が約40年前に飲食店を経営していた際購入したもので、長く倉庫に眠っていたが「置いておくだけではもったいない」と、常時使えるよう整備。来店した年配者からは「懐かしい」、若い世代からは「初めてみた」と正反対の反応も、興味津々な様子は一様だ。

 所定額の硬貨を投入し、内蔵された100枚以上のレコードの中から希望の曲を選ぶと、自動的に演奏するジュークボックス。購入当時は多くの飲食店に設置され、聞きたいレコードを持ち込む人も多かったという。しかし、カラオケやCDなどの登場により徐々にその姿を消していった。

 本田さんは、飲食店での使用をやめた後も、大切に保管。土産品製造販売の仕事が忙しくなり、長い間手付かずの状態が続いていたが、10年ほど前、病を機に経営の一線から退いたことで、近年、再利用の検討を始めたという。

 ジュークボックスとともに、当時使用していたレコードも大量に保管してあり、その数は1000枚を超える。演歌にポップス、洋楽とさまざまなジャンルがそろい、訪れた人らは「これは知っている」「これは良く聞いた」などとあれこれ手に取り懐かしみ、ついつい時間を忘れて聞き入っている。

 本田さんは、売店に併設する旧工場にジュークボックスを設置し、地域の人らが集い音楽を楽しめるスペースをつくることも構想中。「今や珍しくなったジュークボックスを活用し、楽しいことができたら」と話した。

◎写真説明:好きな曲を選べる

  

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