飯田市20地区で成人式 社会人として決意新た

地域の話題

[ 2015年 1月 14日 水曜日 9時41分 ]

 12日の成人の日に合わせ、飯田市は11日、地区単位となる20地区16会場で一斉に記念式典を開き、門出を祝った。あでやかな振り袖に身を包んだ女性や、羽織はかま、スーツ姿の男性らは笑顔で再会を喜び、社会人としての船出を切った。

 ことしの市内は男性619人、女性701人の計1320人が対象。上村、南信濃地区は遠山中と上村中が統合後の卒業生で初めて成人を迎えたこともあり、今回から合同開催となった。

 飯田西中学校を卒業した丸山・羽場地区は丸山公民館で合同で開き、該当新成人102人のうち66人が出席。同中の卒業式で全員で歌った「旅立ちの日に」を5年ぶりに合唱した。牧野光朗飯田市長は12年後のリニア新幹線の開通を踏まえ「大都市へ住む生活もあるし、生まれ育った地から全国や世界に打って出る選択もあるが、一人でも多くの皆さんに持続可能な地域づくりを担ってもらいたい」と言葉を送った。

 消防官を目指し、愛知県内の大学で学ぶ赤羽祐亮さん(20)は「地元を離れふるさとへの思いは強まった。決意を新たに責任ある行動を取っていく」、東京都内の大学に通う永井旭乃さん(同)は「報恩感謝を忘れず、社会に必要とされる人になれるよう自分を磨いていく。20年間見守ってくれた地域に恩返ししたい」と述べた。

 会場別では最小人数となる男女各7人が該当した上久堅地区は全員が出席し、式典で一人ずつ抱負を語った。実行委員を務めた内山直貴さん(同)は「昔の写真を集めたり面白かった。地域やお世話になった人に恩返ししたい」とし、得た選挙権について「政治にも興味を持ち、自分の意志で投票したい」と話した。

 該当33人中28人が出席した下久堅地区では小学校卒業時に自分宛に書いた「20歳の自分へ」の手紙が恩師から手渡された。短大に通う桐生華奈さん(同)は「ことし卒業。仕事を頑張りたい」と決意を新たにした。

  

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