新規就農者激励会開く

地域の話題

[ 2013年 6月 8日 土曜日 15時11分 ]

 県下伊那農業改良普及センターは7日、本年度の新規就農者激励会を飯田市鼎東鼎のJAみなみ信州営農部大会議室で開いた。これに先立ち、座光寺で果樹、山本で野菜をそれぞれ生産する青年農業者の取り組みを視察した。

 飯伊地域で本年度に新規就農した40歳未満の新規就農者31人と、40~65歳の新規就農者9人の計40人を対象に、今後の円滑な農業経営と仲間づくりを進めるために開催した。激励会に先立ち、現場を視察した青年農業者のうち、座光寺の男性は大学卒業と同時に8年前から南水と市田柿を生産。山本の男性は高校卒業後、一般の会社に18年勤務した後、里親研修を経て2年前にIターン就農しキュウリとネギを生産している。

 激励会で同センターの馬場宏武所長は「40歳未満の新規就農者は年平均25人ほど。ことしは31人と近年では多い。県ではスムーズに就農できるよう様々な支援を行っている。これからいろんな課題に直面すると思うが、支援してくれる人たちや先輩もいるので何でも聞いて学んでほしい」とあいさつ。

 JAみなみ信州の小林正和常務、飯伊農業委員会協議会の中山将英会長は「農業は多面的な意義と喜びのある仕事。楽なことばかりではないが、仲間や先輩もいるので、相談し助言をもらう中で課題を乗り越えていって」「いろんな制度を利用して定着してもらいたい。農業者年金制度にもぜひ入って」とそれぞれ期待。県農業経営者協会下伊那支部の原和俊支部長は「46年農業をやっているが、いちばん大事なことは自分が作るものを好きになること。人一倍努力して」と激励した。

 自己紹介の中で、有機野菜に取り組む男性(高森町)は「しっかり技術を高めて若い人たちが入ってこれるモデルとなれる農業を目指したい」、キュウリとネギを作る男性(同)は「東京からIターンし、長野に3年前に来た。高森で里親研修して独立するが、1人なので不安なことだらけ」とそれぞれ抱負や心境を語った。

 県農業士、PALネットながの(県農業青年クラブ)JAみなみ信州青年部、飯田下伊那地域青年農業者クラブ「かたつむりの会」の入会案内もあった。

  

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