新造船「布袋丸」が完成

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[ 2021年 4月 19日 月曜日 15時07分 ]

 信南交通地域観光事業部「天竜舟下り」は18日、新造船「布袋丸」の安全祈願祭と進水式を松尾新井の弁天港で開いた。

 完成した船は、全長12メートルで、船頭2人を含めて30人が乗船できる。根羽村産のスギとヒノキを利用し、七福神にあやかって名付けた。

 昨年12月から、矢澤啓志さん(61)を棟梁に後継者育成を兼ね若い船大工3人が加わって、高森町下市田の造船所で製作した。見学会も開催し、地元や県内から訪れた人が舟くぎ打ちなど和船作りを体験した。

 見学会参加者や舟下り関係者らが見守る中、厳かに神事を行い新しい舟の航行安全を祈った。同日は進水式も予定したが、前日の雨による増水のため、川上に浮かべるのみに変更。初運航は25日になる。

 木下明部長(55)は「新造船が生涯を終えるまで無事に運航できるよう願っている。お客さんが乗って楽しんでもらえたら」と期待した。

 天竜舟下りでは近年の新造船に七福神にあやかった名前をつけている。棟梁の矢澤さんは「もう一艘で七福神がそろう。いずれは若い船大工のみで作れるようになってほしい」と語った。

 見学会訪問時に誘われ北安曇郡白馬村から訪れた松原慎一郎さん(44)は「増水で乗ることはできなかったが、立派に完成した姿を見れて良かった。昔からの和船作りを守っているのはとてもいいことだと思う」と話した。

◎写真説明:新造船「布袋丸」の安全を祈願(弁天港で)

  

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