新野盆踊りの魅力語る座談会

地域の話題

[ 2014年 8月 14日 木曜日 8時58分 ]

 14日から3日間徹夜で踊られる盆踊りを前にその魅力を語り合う「新野高原盆踊りの魅力を語る座談会」が10日、阿南町新野の農村文化伝承センターであった。

 ことしの盆踊りでは、地域外から50人の参加者を迎えての婚活イベント「盆に恋!」のほか、一般参加者を対象に「よくわかる!新野の盆踊りワークショップ」が企画されている。このため、例年より外からの参加者が増えることが予想されることから、新野高原盆踊りの会(会長・田嶋克粛阿南町新野公民館長)が「見ただけではわからない新野盆踊りの魅力を参加者に知ってもらおう」と座談会を開催した。

 台風が接近する中で開かれた座談会では、大阪や長野からの参加者も含め10人が、盆踊りへの思いや関わり、その魅力を語り合った。

 発起人で大阪から参加した男性は「学生村で41年前にお世話になったのがきっかけではまってしまった。自分の浴衣を持ってきて新野で楽しく過ごした。その後も何年か来た人はいるが、ここまで続いている人はいない。こんなふうに音楽ができることを知って驚いた」

 天龍村出身で長野市在住の女性は「子どもの時から新野の盆踊りに連れて来てもらい、歌を1つ覚えるのが楽しみだった。7年前から音頭取りをしている」

 新野の女性は「若い頃から盆踊りが大好きで25歳から音頭取りをしている。当時は酔いしれるぐらいの雰囲気があった。思い出しても胸がわくわくする」、最高齢の男性(90)は「昔は盆と正月しか楽しみがなかった。今は楽しいことがいっぱいあるが、こんな素晴らしい盆踊りは他にない」とそれぞれその魅力を語った。

 田嶋会長によると、音頭取りの平均年齢は64歳。後継者がなかなかできないのが悩みのたねという。参加者の一人は「これだけ有名になっても若い人が育たないと困る。盆踊り協力隊を各部落2人ぐらいずつ委嘱してはどうか。若い人の気持ちを盛り上げる必要がある」と強調した。

 座談会の内容は、盆踊り新聞として発行し、盆踊り当日に参加者へ配布するとともに、貴重な記録としても子どもたちの盆踊り研究などに役立てることにしている。

  

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