旧会地村の村長が保存の戦前戦中ポスター寄託

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[ 2010年 7月 13日 火曜日 15時51分 ]

 阿智村駒場の原彰彦さん(57)がこのほど、自宅に保管していた戦前戦中のポスター102点を村に寄託した。多くは国が発行した軍事色の強いもので、村は「これだけまとまった数が残っているのはまれなケース。平和教育などに活用したい」と話している。

 村が管理と活用を任されたポスターは、昭和一けた代から1945(昭和20)年ころまでに発行され、役場庁舎に掲示するよう国などから送られたもの。彰彦さんの祖父で、旧会地村の村長を務めた故・原弘平さんが、親子3代に渡って保管してきた。

 GHQからは処分命令が下されたが、弘平さんは歴史的価値があり、後世に平和の尊さを伝えるためにと、自宅に持ち帰ったという。

 発行元は海運省や大政翼賛会、県など。貯蓄実践運動や国債購入の奨励などが多く、飯田お練りまつりのポスターにも「武運長久祈願」の文字が印刷されている。

 村協働活動推進課の林茂伸課長は「今の子どもたちは祖父母から生々しい戦争体験が聞けない世代。ポスターは当時の世相を余すところなく表現しており、とても貴重な資料といえる。活用と保存方法を考え、有効に使いたい」と話している。

  

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