旧飯田測候所で麻績の里舞台桜の子孫咲く

地域の話題

[ 2017年 4月 15日 土曜日 13時22分 ]

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 飯田市馬場町の旧飯田測候所および隣接する東栄公園、二本松への歩道の整備を記念して、2016年3月に橋北まちづくり委員会が同公園敷地内に植樹した、「半八重シダレベニヒガンザクラ」が、一部の枝に特徴的な花弁の花を咲かせ、訪れた人らを楽しませている。

 同桜は、同市座光寺の「麻績の里舞台桜」を接ぎ木して育てたもので、同市龍江の桜の名所づくりアドバイザー、森田和市さん(78)の手による。5年ほど前から舞台桜の実生を育てて台木とし、接ぎ木を行ったという。

 舞台桜は、花によって花弁の数が5枚から10枚に変わるという特徴を持つ珍しい桜。財団法人「日本花の会」から新品種と判定されており、森田さんは「地域が誇るこの貴重な桜を、後世に残していきたい」と、接ぎ木による苗木の育成と各所への植樹を行っている。

 東栄公園に植樹された桜は昨年も花を付けたが、今年はより多くの花が、木の先端部に密集して開花しており、舞台桜から受け継いだ特徴的な花びらを確認できる。同委員会では「測候所(東栄公園)に麻績の舞台桜の子どもがいることは、まだまだ知られていない。ぜひ一度見に来てほしい」としている。

  

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