飯田市馬場町の旧飯田測候所で20日、イルミネーションが点灯された。建物をはじめ敷地内のいたるところに、赤や青、黄色に緑と多彩なLED電球が施され、幻想的な空間を創出。測候所の白壁にはライトでさまざまな色が映し出されひときわ、訪れた人の目を引いている。
橋北まちづくり委員会が主催し、橋北面白倶楽部、おひさま進歩エネルギーが企画。イルミネーションのデザインは面白倶楽部のメンバーが中心に行い、かわいらしいサンタやトナカイ、流れ星なども登場。脇坂門へと続く石段には、光のトンネルが設けられ、子どもらが楽しそうに駆け上る姿も見られた。
23日には同所で午後3時からクリスマスイベントを開催。イルミネーション点灯式(午後5時から)や測候所の白壁を利用したプロジェクションマッピングなどが行われる。
プロジェクションマッピングは、映写機器を用い、建物や物体、空間などに映像を映し出す演出。昨年初めて実施され好評を得た。上映時間は午後6時と7時の2回。
この他、当日は飲食コーナーや花・農産物販売、人力発電チャレンジコーナーなども設けられる。
同所のイルミネーションは来年1月8日まで、午後5時半~9時に点灯する。問い合わせは橋北公民館(電話0265・24・0310)へ。