明大生が市街地裏界線魅力発信

地域の話題

[ 2017年 9月 4日 月曜日 15時02分 ]

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 飯田市街地のりんご並木一帯で3日、「まちかど芸術祭」が開かれ、地元で活躍する団体発表やオープンカフェが設置されてにぎわった。このうち明治大建築・アーバンデザイン研究室による裏界線を活用したイベントでは、その魅力を写真と模型を使って紹介。学生らは幅2メートルの通路に、リニア中央新幹線時代を見据えた地域活性化の可能性を見つめる。

 25年前、飯田市の街づくりプロジェクトに携わった同研究室佐々木宏幸准教授のつながりを生かし、飯田独自の魅力の一つ「裏界線」に着目した学生ら。細い路地に新たな感性でポテンシャルを見出し、空き家などを活用した商業空間の可能性を探る。

 研究室に所属する理工学部の4年生7人と大学院生7人が参加。これまで6回ほど飯田に訪れ、自分たちで撮影したキラヤ本町店に沿う物静かな裏界線の日常を切り取った写真18枚と、裏界線と周辺建物を表現した100分の1の模型を展示。飯田産のシードルやリンゴジュースも販売して特産品をPRした。

 学生らは同芸術祭の来場者に積極的に声を掛け、裏界線の魅力を紹介。同院生の池部辰樹さん(22)や清水大夢(ひろむ)さん(24)は「空間的特徴を生かし、裏界線沿いに店が増えることで歩行者のネットワークができ、活性化につながるのでは」と語った。

 学生らは10月にも裏界線でイベントを開く予定。展示した路地の写真を使い、商業施設などでにぎわう様子に描き直したデザイン画を発表するほか、実際に空き家や空きスペースを活用したイベントを検討している。支援する喜久水酒造の後藤高一さん(61)は「学生らの外からの目線で着目した飯田の良さを、シードルも含め地元で価値を高めていかなければ」と話した。

  

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