阿智村昼神温泉郷のひな祭りイベントが今月から始まり、各旅館や飲食店など30数箇所で、新旧さまざまなひな人形を展示している。このうち、旅館「石苔亭いしだ」の能舞台では、春の呼び物になっている「二千体のひな飾り」が飾られ、一般に無料で公開されている。
同旅館はことし、ひな飾りの舞台を会場にした人形芝居や狂言のワークショップを企画。人形芝居の体験は「竹田人形座竹の子会」を招いて今月28日、3月8日、21日、28日、29日の計5日間、いずれも午後1時から開催する。
一方、狂言ワークショップは京都から「茂山狂言会」を招き3月17日、4月16日、17日の3日間いずれも午後1時から行う。人形芝居、狂言ともに参加費は無料。狂言の参加希望者は足袋を持参する。
ひな飾りの展示は4月3日まで。挙式や貸切のため観覧できない日もあるため、来館前の電話確認を呼び掛けている。一般公開は午前10時から午後5時まで。食事と温泉を楽しめる日帰りプラン(5500円から)も用意している。問い合わせは、同旅館(電話43・3300)へ。