飯田市銀座のパル・ツノダは10日の「時の記念日」に合わせて、飯田市内の幼稚園、保育園児を招き、時計や時間の概念に親しんでもらうイベントを開いた。
6日から9日の間で、5園の年長園児約160人が参加。「首掛け時計」づくりをはじめ、砂時計や水時計、からくり時計にキャラクターめざまし時計と、さまざまな時計の種類や仕組みを学ぶクイズなどを通じ、楽しく時計について学んだ。
「子どもの頃から時計や時間に興味を持ってもらう機会になれば」と開く同イベントは、ことしで51回目。最終日の9日は、丸山保育園と飯田仏教保育園の園児が訪れた。
首掛け時計づくりでは、円形の用紙に時間を示す数字をクレヨンなどでカラフルに書き込み、紙でつくった長針と短針を取り付け完成。園児らはさっそく首から時計を掛けると、自作の時計に満足気な笑顔を見せた。
また、からくり時計がどんな動きをするかや、音声から何のキャラクター時計かを当てるクイズでは、元気いっぱいに手を上げ、大きな声で答えていた。
同店では「50回を超え、お父さん、お母さんが同じ体験をしたという子供たちも増えてきた。親子で思い出を共有してもらえたらうれしい」としている。