曇り空も一斉シャッター 「風越山を撮ろう!」開く

地域の話題

[ 2017年 6月 1日 木曜日 16時00分 ]

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 市民が毎年同じ日の同時刻に飯田市のシンボル「風越山」(標高1535メートル)を撮影する企画「風越山を撮ろう!」が、写真の日の1日に行われた。定刻の午前11時11分は曇り空で山頂付近が見えなかったものの、多数の市民が各所からレンズを向けた。

 古里への愛着を深め、時代を捉えた作品を後世に残してもらおうと、プロ・アマのカメラマンでつくる実行委員会が開き、16回目。初回からの作品数は約4000点に上っている。

 心配された雨が上がって迎えた定刻。山頂付近を覆った雲の下で前山の虚空蔵山がくっきり浮かび、実行委が時間の目安として掲揚した白い旗も市内各所から確認された。

 年内に取り壊される上郷飯沼の市上郷自治振興センター屋上では座光寺の会社員、羽生章さん(59)が撮影。「見納めとなる景色を歴史としてとどめたい」と話した。リニア工事で姿を変える計画地でシャッターを切る人もいた。

 実行委は「地域の風景の変遷を刻む歴史的資料」として、すべての写真を市歴史研究所に寄贈している。

 自身は東京都内から山の方向にレンズを向けた久保田研一実行委員長(49)は「変わり行く地域の姿をとどめる市民参加のイベントとして今後も続けていけたら」と話していた。

 撮影した人は、参加費1000円とともに市内の協力カメラ店へ。25日締め切り。

  

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