村の空に熱気球初飛行 売木村 住民有志、観光の目玉に

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[ 2017年 9月 25日 月曜日 15時37分 ]

売木村の青空に映える熱気球

 売木村で24日、上空30メートルから村の眺めを楽しむ「熱気球に乗る会」が初めて開かれた。風が少ない早朝からの開催にも関わらず、村内外から100人以上が参加。会場の村民グラウンドにロープで固定した熱気球がゆっくりと上昇すると歓声が上がり、村の風景を空から楽しんだ。

 住民有志で実行委員会を立ち上げ企画した。代表の池田武さん(40)は横浜市出身で、同村の自然と人柄にほれ込んで2年前に移住。いずれは熱気球を村の観光の目玉にしたいと、村の温泉施設で働きながら熱気球パイロットの資格試験合格を目指して勉強中だ。

 池田さんの夢の第一歩となる試乗会は、パイロット免許を持つ静岡市の田形一貴(たがたかずき)さん(24)が、村のヤギ農家を見学に訪れた際、以前から熱気球に関心があったという村在住の国分紘子さん(79)と出会い、国分さんが2人をめぐり合わせた。

 台風18号の影響で1週間ずれたこの日は、青空が広がる絶好の空中体験日和に。「住み慣れた村の風景を空から味わってもらいたい」と無料招待した村内の子どもたちや高齢者をはじめ、応募で受け付けた100人以上が約10分間の飛行を楽しんだ。

 受け付け順に4~5人ほどが乗り込み、田形さんがバーナーの火で空気の温度を調節すると、ゆっくりと上昇する熱気球。初体験の売木小4年生松村寛太君(9)は「思ってたよりも高くてどきどきしたけど、楽しかった」と笑顔。実行委員会にも加わり、協力支援した国分さんは「実現して涙が出るほどうれしかった。青空に映えてとても美しい」と見上げた。

 池田さんは、パイロット免許の資格取得は難関で、熱気球の購入や維持も簡単ではないといい、「クラウドファンディングなどいろんな可能性を模索しながら、村の観光の一つにしたい」と話した。

  

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