東京五輪組織委が3村に記念楯贈る

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[ 2018年 4月 11日 水曜日 15時16分 ]

記念楯を受け取った3村の首長ら

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は10日、東京都の晴海に建設予定の選手用交流施設「大会選手村ビレッジプラザ」に木材を提供する根羽、天龍村と南佐久郡川上村に木材エンブレム記念楯を贈った。飯田市追手町の県飯田合同庁舎で受贈式を開き、福島七郎会場整備局長が、3村の首長らに謝意を伝えた。

 大会を「オールジャパン」で盛り上げ、終了後は各地に遺産を残すことを目的にした同施設の建設構想に基づく。木造平屋建て、延べ床面積約6000平方メートルのプラザを、公募に応じた29都道県63自治体が提供する木材で建て、大会終了後に解体して木材は各自治体が活用する。

 県内では根羽村がスギ30立方メートル、天龍村がヒノキ10立方メートル、川上村が10立方メートルの計50立方メートルを提供。組織委が指定する型に加工し、来年4~6月に現地に搬出する計画という。

 受贈式では福島局長が、各村産材を使い、五輪やパラのエンブレムをあしらった楯を贈呈。「このプロジェクトで持続可能性を具現化したい。五輪に関わりを持ったことを地域の中で伝え、盛り上げて」と求めた。

 根羽村の大久保憲一村長は「地域材を活用し、林業を再生することは持続可能な地域づくりの原点。(五輪を通じ)広くPRできることは大きな意義がある」と強調。

 天龍村の永嶺誠一村長は「五輪に関わることができ、村内では期待感が広がっている。村民の思いの象徴として楯をお披露目したい」と話していた。

 組織委によると、施設は来年6月に着工する。提供地域を何らかの形で表記する方法を検討中で、完成前には自治体向けの内覧会も開きたいとしている。

  

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