松尾の鳩ケ嶺 新年番新井区がへしめ縄奉納

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[ 2010年 12月 15日 水曜日 15時17分 ]

 飯田市松尾新井区(常盤昭治区長)は12日、氏神である同市八幡町の鳩ケ嶺八幡宮の本殿へしめ縄を奉納した。翌年の年番区が担う年末の恒例行事。神事も執り行い、地域の安全や五穀豊穣などを祈願した。

 同八幡宮は1257(正嘉元)年にせん座したとされる。松尾12区のうち毛賀を除く11区の氏神として、市内最大規模となる約3700戸の氏子を擁する。「八幡(やわた)の八幡様(はちまんさま)」の愛称で親しまれ、地区外からも広く崇敬を集めている。

 年番は毎年11地区の持ち回りとなっており、12月に翌年の年番区がしめ縄を作って奉納している。ことしのわらは新井区内の「御神田」で子どもたちも参加して栽培、収穫したものと農家30軒から提供を受けたものを使用。わらを整える「すぐり」の作業は、昔ながらの足踏み式脱穀機で行った。

 12日は午前7時半から、新井区コミュニティーセンターに区民150人ほどが集合。力を合わせて長さ約9メートル、最大の太さ60センチほど、重さ200キロ超のしめ縄を仕上げた。

 昼食後に法被姿の男性たちがしめ縄をかつぎ、同八幡宮を目指して出発。道中で「わっしょい、わっしょい」の掛け声を響かせながら、1時間以上かけて本殿へ到着した。社殿の貫(ぬき)へ固定する作業も一苦労。何回も呼吸を合わせてしめ縄を持ち上げたり、ずらしたりして位置を整えていた。

 常盤区長(67)は「11年に1回訪れる年番を通じて、区民の一体感がさらに醸成されればうれしい」と期待。年番として最初の大仕事となるしめ縄の奉納を喜び「今後も秋の例大祭に向けて、それぞれの役割をしっかり果たしていきたい」と話していた。

  

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