松川で水生生物観察会開く

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[ 2012年 7月 23日 月曜日 9時36分 ]

 飯田市の環境チェッカーと松川水環境保全推進協議会は21日、松川の水生生物観察会を上流(妙琴公園横)と中流(新久米路橋付近)の2カ所で行った。

 参加した環境チェッカー18人は、前日の降雨で水量が増した松川に入ってカワゲラやヘビトンボなどの水生生物を捕獲。講師の中村貴俊座光寺小学校校長、久保田憲昭長野県自然観察インストラクターの指導で水生生物の種類や数などをチェックし、水質判定を行った。

 水質判定は「きれいな水」「ややきれいな水」「きたない水」「とてもきたない水」の4段階でそれぞれの水の指標生物の捕獲数をもとに点数化。妙琴公園横ではなかなか発見できないというサワガニやザザムシ、カジカやカジカガエルなども捕獲し「きれいな水」と判定された。

 環境チェッカー1年目で生き物が大好きという上郷小学校5年の男子児童は「遠山川でヤマメやアマゴ、イワナなどの釣りが楽しい。今日は初めて見る生き物や珍しい生き物を見ることができてよかった」と話していた。

 この日の観察会には、飯田工業高校同窓会館に飯田サテライトラボを開設している国立大学法人豊橋技術科学大学の井上隆信教授らの一行4人がゲストとして参加した。8月20―22日に全国の大学や高専の教員と学生が飯田に集まって日本水環境学会のワークショップを開催。講演やシンポジウムのほか、実際に川へ行って水質を調べ、それを基に水の状況や水質改善について話し合う。

 井上教授(51)は「子どもたちが楽しそうにやっている。なかなか川に近づかない風潮がある中で実際に川に入ってみると大丈夫なことがわかってもらえる。川に入らなくなっているので、川を守ろうという意識がない」と語った。

  

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