松川入で飯田市育樹祭 森林の大切さ肌で感じて

地域の話題

[ 2014年 10月 16日 木曜日 12時12分 ]

 飯田市と飯伊森林組合は11日、本年度の市育樹祭を松川入財産区で開いた。両関係者だけでなく、小学生や公募市民らも参加。間伐体験や記念品制作を通じて、森林の魅力や大切さを肌で感じた。

 鼎小学校の児童や市民、同財産区やまちづくり委員会の関係者、市職員や市議など76人が参加。八十二銀行の上郷、天竜峡支店の行員らも加わった。作業では、1997、98年の育樹祭で植え、直径10センチに育ったヒノキを間伐した。

 ヘルメットと軍手を着用した参加者たちは市林務課職員の指導を受けながら、手のこぎりで伐採に挑戦。倒す方向に受け口を作ってから、ゆっくりとのこぎりを引き、頃合を見て押し倒した。

 同日は穏やかな天候で絶好の作業日和。参加者たちは約2時間の活動に汗を流した後、森林を見渡しながら、炊き出しの豚汁とともにおにぎりをほお張った。

 午後は記念品作りとして、輪切りのヒノキに木の葉や木の実などをあしらった好みの焼印を押し、花台や鍋敷きなどに使えるコースターを仕上げた。同財産区の関島伸喜議長の講話もあり、森林資源への理解を深めた。

 兄弟で参加した鼎小の男子児童らは「三角形(に受け口)を作る所は難しかったけれど、きれいに倒れて良かった」と笑顔。4年の男子児童は「山登りも楽しめた」と話していた。昼食時に輪切りにしたヒノキの香りもかぎ合っていた。

 開会あいさつで牧野光朗市長は南木曽町の土石流や御嶽山の噴火などの自然災害を挙げ「国土の保全や水源涵養のため、森林整備や治山事業の大切さを痛感している」と指摘。資源活用への期待も込めて「山づくりは一朝一夕にできるものではなく、先人の努力を将来に継承していかねばならない。きょうの育樹祭を契機に、多面的な機能をさらに利用できる森林づくりを進めよう」と呼び掛けた。

  

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