2020年東京五輪・パラリンピックの「ホストタウン」構想で中米コスタリカを相手国とし、交流事業を進めている松川町は、コスタリカをPRするTシャツを作った。21日に町のあらい商店街で開かれる夏祭り「あらい祇園祭」でお披露目となる。
あらい祇園祭ではコスタリカ料理を提供するブースを初めて設ける計画で、スタッフとして参加する中学生4人がTシャツのデザインを考えた。
Tシャツは紺を基調とし、裏側には国の形や国花、「Costa Rica」の文字などをコスタリカの国旗に使われる白と赤を加えた3色で表現。左胸には松川町をイメージする赤いリンゴと、コスタリカで人気というナマケモノのイラストをあしらった。
地域おこし協力隊員でホストタウン推進員の白井瑞穂さん(26)は「町民がコスタリカに親しむきっかけになれば」と話した。
21日の夏祭り会場に特設するブースでは、そろいのTシャツを着た中学生らがコスタリカにちなんだ料理2品を提供する。中学生が手作りした看板も掲げるなどして祭りを盛り上げる予定。