松川町でゲンジボタルの幼虫を放流

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[ 2019年 4月 3日 水曜日 16時41分 ]

 松川町大島の町営温泉施設「清流苑」周辺でホタルの環境を整備する同施設職員と、住民有志の「ほたるの会」は2日、養殖したゲンジボタルの幼虫約2500匹を手作りの専用水路へ放流した。

 清流苑近くを流れる片桐松川一帯は、古くからゲンジボタルの生息地として知られる。

 清流苑を訪れる観光客にホタルの乱舞を楽しんでもらおうと、清流苑職員とほたるの会は、施設南側の町有地を流れる小川を「ほたるの里」と名付けた。2006(平成18)年には幅60センチ、長さ約70メートルの専用水路を設置。増水や冠水といった悪天候に対応できるよう直径4メートル、深さ60センチほどの人口池を造り、ホタルのえさとなるカワニナを増やすための池も手造りしている。

 24時間温度管理できる専用の水槽で養殖もしており、昨年は6月下旬に母ホタルを採取して交配、産卵を経て、幼虫は1~2センチほどの大きさになった。この日はメンバー10人が集まり、幼虫とカワニナを専用水路に流した。

 ほたるの会によると、毎年7月5日前後をピークに、ホタルの舞う姿を確認することができる。

 今年は専用水路周辺の木が伐採され、日当たりが良くなった。ほたるの会の水野邦美会長(76)は「生育環境は以前よりも良くなっていると思う。ホタルの舞う姿を見るのが楽しみ」と話した。

◎写真説明:専用水路で放流するメンバー

  

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