松川町で焼酎用サツマイモを収穫

地域の話題

[ 2009年 11月 16日 月曜日 10時51分 ]

 松川町農業委員会(小原健会長)はこのほど、上片桐大栢のほ場で、芋焼酎用サツマイモの収穫作業に汗を流した。増え続ける遊休農地解消にと、ことしから町内の遊休農地を借りて栽培したもので、この日は2トン余り収穫し、飯田市の喜久水酒造に持ち込み、来年3月には焼酎が完成する予定。同農委では、今月末まで松川産オリジナル焼酎の名称を募集している。

 同農委の焼酎づくりは、増える一方の遊休農地を利用し、荒廃化に歯止めをかけるのが狙い。ことしになって町農委内に発足した対策小委員会が中心になってサツマイモ栽培を手掛け、焼酎づくりをスタートさせた。

 6月に上片桐大栢のほ場約10アールに2600本の焼酎に加工しやすい品種「黄金千貫」の苗を植え付け、化学肥料は最小限に抑え、除草作業は農業委員らが協力して続け、今月初旬に収穫作業を行った。

 この日は、町内の親子に「収穫の楽しさを味わってみませんか」と呼び掛けたところ、10組35人が参加、収穫の喜びを家族で体験した。2人の孫と参加した60代の男性は「孫と一緒にいい収穫体験ができた。大きく立派なイモが収穫できて、私自身もとても驚いた」と興奮気味に話していた。

 収穫量は全部でコンテナ150杯分。重量は2トンを超え、これを加工して720ミリリットル入りの瓶で2000本以上を見込んでいる。

 町農委事務局は「今月末まで焼酎の名称を募集して、ラベルのデザインを決め、販売先を検討しながら消費者には、ふるさと松川町の味として愛飲してくれる環境をつくりたい」といっている。

  

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