根羽村「木の駅プロジェクト」発足~自然・人的資源生かせ~

地域の話題

[ 2013年 7月 18日 木曜日 16時52分 ]

木の駅PJ発会式 林地残材を地域エネルギーとして活用する「根羽村木の駅プロジェクト」実行委員会(仮称)は16日夜、発足会を同村役場で開いた。30~60代の村民有志ら13人が集まり、事業の具体化に向けてスケジュールなどを話し合った。

 

 集めた残材、間伐材は2015年4月に開設する特別養護老人ホームで木質バイオマスエネルギーとして利用し、買い取り価格は運搬者が意欲的に関われるよう、通常相場の1トン2000~3000円より高い4000~4500円に設定して、村内の商店で使える地域通貨券で支払う。

 

 アドバイザーとして関わる地域再生マネージャーの男性は「木は最低で年間200トン、できれば400~500トン必要。この量が毎年集まるなら、ほぼ継続していく目処が立つ」とし、来年4月までに200トンを集める社会実験を行うよう提案した。

 

 村森林組合の職員、民間の事業者に加え、山から木を運び出して木の駅(土場)に持ち込む自伐林家、一般住民を増やすことが成功のかぎになるとも指摘し、「腕に覚えがあるが、今は眠っている状態の自伐林家、素人山主が関われば年間400トンは難しい数字ではない」と話した。

 

 組織名や地域通貨名、木の駅を設ける場所、役員などは次回の会合で決め、続いて集材のルールとマニュアル作り、集荷者と地域通貨を扱う商店の募集、都市住民との交流などについて検討する。社会実験は秋までには始めたい考えだ。

 

 準備会の会長を務めてきた石原明治さんは「良いアイデアが出そうな雰囲気がある。多くの選択肢の中から最も良いものを選び、山に関わる人を増やしながら進めていきたい」と話していた。

 

 オブザーバー的な立場で出席した大久保憲一村長は「木の駅プロジェクトは自分たちの地域を自分たちの手で変え、動かしていく事業。自然資源と人的資源を十分に活用するための新しい仕組みを皆さんでつくり、元気な村にしてほしい」と期待を語った。

  

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